BL小説

□過程?
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※恋人設定フラウとテイトが付き合ってます。





「おい、クソ餓鬼どこ行きやがった!」

「はぁはぁ、誰が見付かるか、あんのエロ司教め」
テイトは弾む息を整えながら悪態をつく。

何故こんな事態になったかというと、

昼、テイトは図書館に来ていた。
そして本を一冊読み終わり他の本を探しに向かい本棚の中にフラウのエロ本を見付けカストルに報告をした。
ここまではまだ何時も通りだったが、
報告したのがテイトであることを知ったフラウが嫌がらせをするために追い掛けて来たのだ。
何時もは逃げた時点で諦めるのだが何故かしつこく追ってくるフラウ。

(今日はしつこいな、フラウの奴)
「ぜぇ、はぁ、まだ追ってくるのか…」
「ふっ、甘いぜクソ餓鬼!やっと見付けた、ちょっと着いてこい」
「なっ、離せ!このやろ!」

とうとうフラウに見付かったテイトは担がれ逃げることを許されない。
しばらくそのまま歩いて行くとフラウの部屋の前で止まった。



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